「本当においしいかき氷を多くの人に知ってもらいたい」、
「かき氷が四季を通して楽しめるスイーツである事を伝えたい」という目的で
『東京かき氷コレクション実行委員会』が開催するイベントです。
ところで「本当においしいかき氷」ってどんなかき氷でしょうか?
そもそも、かき氷にそんなに違いがあるのでしょうか?
確かに、ふわっとしたかき氷は暑い夏には最高のデザート。
食べるだけで思わず笑顔♪になりますよね。
でもかき氷は暑い夏に食べるものでしょ?
まだ早いんじゃないの〜、なんて声が聞こえてきそうです。
かくいう私も、このイベントに参加するまではそう思ってました・・・。
しかし!「本当においしいかき氷」は本当においしかった!!
この当たり前の事実を、まさに痛感してきました!
もっといえば、かき氷の見方が、夏の風物詩から、
氷を使った繊細な上質のスイーツ、とでも申しましょうか、根本的に変わりました。
昨今では冬でも行列のできるかき氷店などがTVでも取り上げられたりして、
夏でもないのに行列?と不思議に思っていたのですが、大いに納得です。
さてこの「カキコレ」、なんとチケット発売後に即完売というプラチナチケットなの です。一部かき氷有名店と口コミのみのPRにも関わらず!!ですよ。
会場に入ってみると、平日16:00スタートにも関わらず、
運良くチケットをゲットしたかき氷愛好家と、
一味違ったかき氷を作り続ける有名店の作り手たちが大集合。
会場内は新しい【かき氷】への熱い思いと期待感からか、活気に満ち溢れています。
入場者は、4店舗のかき氷が無料で楽しめ、さらに一杯¥500で有料メニューも
味わうことができます。中には今年の新作や普段食べに行けない有名店のものもあり、
その未知なる味への期待の高まり、興奮が収まらない状態は最後まで続き、
実店舗と同じように場内でも長〜〜い行列が続いていました。
中には10杯以上(!)も平らげる強者も。
来場者は女子率が90%で、食のトレンドに敏感でかつイベント情報にも
感度の高い方が来場されているようです。
やはり、一度にいろいろな有名店のかき氷を味わえることは滅多にないこと。
皆さん心ゆくまでかき氷を堪能されていました。
ここで、今回の参加店をご紹介します。
お茶の専門家の中でも取得するのが困難といわれ、現在日本に8人しかいない茶師十段の資格を持つ店主。
その店主が点ててくれるお茶をかき氷で味わうことが出来る。
純氷を丁寧にトリミングし、天然氷に劣らない美しいかき氷を作り出す。
茶師十段の作るかき氷が有名な
●しもきた茶苑大山さん
無料・・・陸前高田米崎りんごのかき氷
有料・・・2013 新茶のかき氷(茶師十段特選新茶)
・・・白あずきの宇治金時
2008年5月にさいたま市で開催された「第2回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦!」に参加し3位を獲得。
かき氷店の多い熊谷市の中でもリーダー的存在の名店。
今年から日光の天然氷と純氷を、フレーバーによって使い分けて提供している。
国宝に指定された『聖天さま』に次ぐ『熊谷の生きた国宝』と密かに囁かれている
攻め続けるかき氷
●慈げんさん
無料・・・和三盆(生姜蜜かレモン蜜)
有料・・・じゃがいも
・・・キャラメルチョコっとせん
「しもきた茶苑大山」から直接手ほどきをうけてかき氷を始めたのが3年前の夏。
紅茶専門店だから出せる、香り高い紅茶のかき氷の人気はもとより、
四季折々のフルーツを使ったフルーツシロップの完成度が高いと評判に。
今年から一年を通してかき氷を提供する事に決め、季節感の強いかき氷メニューを提供している。
紅茶とフルーツの可憐なかき氷
●ティーハウスマユールさん
無料・・・紅茶のかき氷
有料・・・アボカドミルク
・・・いちごとカスタード
たいやきの老舗、麻布十番にある「浪花家総本店」から2010年にのれん分けを許された「浅草浪花家」。
老舗の味を引き継ぐあずきの味は都内でもトップクラス。
あずきを使ったかき氷は納得のおいしさだが、「うちでしか出せないかき氷出したい」と、
伝統にとらわれない柔軟な姿勢で新作メニューを研究し続けている。
伝統にとらわれない新勢力
●浅草浪花家さん
無料・・・グレープフルーツ(ルビー&ホワイト否加熱シロップ)
有料・・・あさやけ(2013春)
・・・こがしきなこ
各店舗が独自のシロップで提供するかき氷はいずれも驚愕のレベル!!
シロップのこだわりもハンパなし。「アボガドミルク」や「じゃがいも」なんて、想像できますか?
これが、ほんっとにすんばらしく美味しいのだから、驚きです。
もうシロップというよりも、これはむしろ、ソースと言っていいのではないでしょうか。
レストランやコース料理の中にあっても十分「あり」な一品です。
夏だけではもったいない、一年を通して楽しみたい至高の味です。
工夫とアイデア次第で、かき氷の魅力が果てしないことを教えられました。
また、当社で販売総代理店として販売しているSWANの氷削機(SI-100),(SI-80)で
作られるかき氷の、なんてふんわりとして軽く口溶けのよいこと。
理想のかき氷を実現する上で、必要不可欠なマシンたちが、休む間もなく働き続けている 姿は、とても嬉しい限りでした。
そしてその機械にも、作り手の皆さんそれぞれが最高の一杯を作るべく、一杯ごとに
細かい調整を施されている姿は、感動的ですらありました。
皆さんのかき氷を作る技術力やこだわりを、是非メーカーにも伝えねば!
そんなこんなであっという間の4時間。
かき氷の奥深さをあらためて思い知ることができた素晴らしい経験となりました。
来場者の方々も大満足な様子で、次回のチケット争奪戦も間違いなしでしょう。
詳細を知りたい方は「東京かき氷コレクション」で検索!
特色のあるシロップでふわふわのかき氷を提供する飲食店が増えると、
食べる側としては楽しみも増えますよね。
ぜひ皆さんがたくさんの美味しいかき氷と巡り合えることを心から願っています。
なお、イベントで発売されていた「かきごおりすと」というかき氷食べ歩き
ガイドブックには41軒のかき氷愛好者も納得の店舗が紹介されています。
要チェックですよ。
弊社にても「かきごおりすと」販売いたしております。
<商品詳細>
全61ページの小冊子ですが、充実の内容。
・エリア別かき氷店紹介
・「天然氷」蔵元を訪ねて
・クリスマス&バレンタインかき氷
・「純氷」ができるまで
・おうちで作って楽しもう、かんたんかき氷レシピ
販売価格 400円(税込)
送料(定形外郵便) 別途200円がかかります。
お問い合わせは弊社 営業部 山田までお願いいたします。
(TEL 03-3845-1111)
以上、カキコレレポートをお伝えしました♪