まだ寒さが残る今日この頃ですが、皆さん、削ってますか!先ほども当社の「デモ&キッチン」店舗でかき氷、削ってきました!(注:このブログは3月に記しています)
さて前回は、ブロック氷機種とキューブ氷機種の違いについてお話しました。
ふわふわかき氷を作るならブロック氷対応の機種がおすすめ、覚えてますか??
では今回は引き続き、機械の違いについてご紹介します。
ところで皆さん、現在業務用のかき氷機を製造している会社、何社ほどあるかご存じでしょうか?
業界の中で大手といわれ、日本で流通が圧倒的に多いのは、“SWAN”と“初雪”の2ブランド。
SWANは池永鉄工株式会社、初雪は中部コーポレーション株式会社が製造メーカーです。
かき氷機を検討すると必ずこの2社の商品にあたります。
どちらも国内かき氷市場では長きにわたり機械の開発・製造をつづけ、今も素晴らしいかき氷機を作り続けています。
ここで私が過去一番たくさんいただいた質問にして、永遠のテーマともいえるものをご紹介します
Q:SWANと初雪はどっちがいいの?
いやー、これはなかなか一口では語れないっすよ。
これだけで一晩語り明かせる、かもしれません。
どちらもいい機種を作っており、また有名店人気店ユーザー様も、SWAN派、初雪派、二刀流、と様々なのです。「どちらがいい」とは簡単にお伝えはできません。
ただ、機種の構造・スペックだけでお伝えできる部分、違いはあります。
ここではその一部をちょっとだけ紹介します。ちょっとだけですヨ!
① ギア駆動の機種はSWANのみ
かき氷機の駆動方式はギア駆動とベルト駆動に分かれます。
駆動方式というのは、簡単にいうと、モーターの回転する力をどうやって主軸に伝え、氷を回転させるか、です。ベルト駆動というのは、ゴムの輪っかのベルトがモーター回転軸と主軸とをつないで回しています。一方、ギア駆動というのはモーターの回転軸と主軸が直接ギアでかみ合わさっているイメージです。
ん~なんだか良くわからん!だからどうした!と言われそうです(汗)。
結論からいうと、ギア駆動のほうがパワフルなんです。ムキムキなんですよ(あくまでもイメージ)。
パワーがあると何がいいの?となりますが、パワーがあると、よりきめ細かい氷を削ることができるのです。ただし注意してほしいのは、かき氷の仕上がりは機械の性能は、一つの要素ではありますが、それがすべてではありません。それらも踏まえ、当社では、最も性能が上の機種は?と言われたら、SWANのSI-100S (or当社オリジナルTKSI-100)をご案内しています。
② 刃の材質が異なる
初雪の機種には鋼製の刃が採用されていますが、SWANの機種には、ステンレス製の刃が使用されています。ここって、意外とカタログやネットの商品情報には記されていないんですよね~。
一般論では鋼のほうがステンレスよりも刃物としては切れがよさそうですが、鋼にもステンレスにもランクがあるので単純な比較はできません。というかどっちが切れる?というのも正直「どちらも切れます」という印象です。ただ違うのは切れよりも耐久性。ステンレスのほうが鋼よりも長持ちしているのが有名店様からのご意見から感じられます。また鋼はサビますのでその点もステンレスとは異なりますね。
他にもお伝えしたい点はあるのですが、ちょーっと長くなりすぎてしまいました(汗)
またまた次回に続けたいと思います。
今や夏の風物詩ではなく、春から秋、場合によっては通年のスイーツとして幅広く
人気を集めている「かき氷」。
当社は「かき氷」のご案内には自信があります。販売台数は国内トップレベル。
暑い夏はもちろん、雪が舞う冬でもかき氷機の展示・デモンストレーションを行っているちょっと変わった会社です。
そんな当社が今回から数回に分けて、かき氷機について、少しお話したいと思います。
かき氷を始めたいけど悩んでいる、そんな方にぜひ読んでいただければ嬉しいです♪
まずはこんなご質問。
Q:ふわふわのかき氷を作るには、どの機種がいいですか?
非常によくご質問いただきます。当社、というか私も新人のころはよくわからず
つい価格だけで良し悪しを伝えてしまっていました。。。
機種による違いもありますが、その前にまずは絶対にお伝えしておきたいのが「かき氷機の種類」。これだけはまず押さえてくださいね!
かき氷機には大きく分けて二種類あります。
一つはブロック氷を使用するタイプ。背が高くて、氷を削るときは頭のてっぺんから軸がのぞいたりします。
もう一つはキューブ氷を使用するタイプ。背は低くて四角い箱のような形です。
ブロック氷とは、氷屋さん等で購入できる(*実は当社も販売していますっ)大きなレンガ・柱のような氷です。対してキューブ氷は製氷機で作られる3㎝角程度の氷。よく飲食店のお水やドリンクなどに使われている、おなじみのあの氷です。
今、ふわふわなかき氷を提供されているお店はほぼ、ブロック氷を使用する機種を使っています。ふわふわかき氷は、氷の表面をかんなで削るかのように薄く削って作られます。かつおぶしをイメージしてもらったらよいでしょうか。(ちょっと言い過ぎかな)
キューブ氷を使うかき氷機の場合、遠心力で氷を刃に当てるようにして氷の塊を削っていくため、粉~粒のようなかき氷になりがちです。ふわふわというよりはシャリシャリ、ガリっとした食感になります。
ですので、人気のふわふわなかき氷を作るのであれば、まずはブロック氷対応の機種を選ぶのが基本です。ここは間違えないようにしてくださいね。
ちなみに当社の調べでは、今のかき氷ブーム前は ブロック氷機 VS キューブ氷機 の
販売割合は “6 対 5” ほどで、どちらもよく売れていました。キューブ氷機は氷を買う必要がなく、圧倒的に原価が安くかき氷が作れるので、お祭り、喫茶店様、海の家など幅広く活躍していたのです。
それが今ではなんと “60 対 1”。 圧倒的、というかほとんどの方がブロック氷対応機を選ばれています。皆さんふわふわのかき氷を提供できるかき氷を探されており、キューブ氷機の出番が激減しています。
今回改めて調べてみて気づいたこの差、変化には自分でも驚きです!!
時代の変化、ニーズの変化ですね。
さてブロック対応機をお選びいただいたら次は、機種の選び方を見てみましょう。
本日、BS日テレ「みやぞんの銭湯さんぽ」で、
弊社洋食器部が放映されます。
あの割れにくいプレート「ゼニックス」が紹介される予定です。
是非ご覧ください。
放送日:2021年1月6日 夜21:00~22:54
テーブルウェア綜合情報専門紙 グラスウェアータイムスに
当社が掲載されました。
「製菓製パン」2020年1月号のNEWS PLAZAで、
デモ&キッチンが紹介されました。
繁盛店をつくる雑誌「近代食堂」2020年1月号の
ピックアップ トピックスで、「デモ&キッチン」が紹介されました。
東京の下町、台東・墨田の今を知るタウン情報紙「さくらタイムズ」
2019年12月号に、新店舗「TAKASO デモ&キッチン」が紹介されました。
令和元年度 TAITO産業賞受賞企業の紹介で、
台東区のHPに掲載されました。
https://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/shigoto/award/sangyosho/R1sangyoprize.html
12月5日付の台東区民新聞に、
新店舗「TAKASO デモ&キッチン」が紹介されました。
当社は台東区より「TAITO産業賞」を受賞し、「広報 たいとう」に掲載されました。
この賞は、業績の向上・優れた製品や技術の開発など、区内産業の活性化に大きく
貢献している中小企業を表彰するものです。