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得意な家具 板もの、収納棚 カタログ(制作実績)
主な素材 天然素材・化学素材
用途対象 業務用・家庭用

女性らしい感性で、やさしく使い勝手のいい家具を制作。
「こんなのあったらいいな、使いたいな」を実現する

大手メーカーを退職して、家具づくりの道に飛び込む

 私、小学生の頃から、家庭科よりも図工が好きな女の子でした。
 大学卒業後、キッチンメーカーに就職し営業を担当していました。特注品の設計やデザインをし、木工職人と打合せをしたりその仕事ぶりに触れるうちに、「自分で作ってみたい」と思うようになりました。知人を通して知り合った木工所に週末に通い始め、やがてメーカーをやめて本格的に修行に入り、5年後に独立しました。
 途中、1年半ほど中国に語学留学し、骨董家具の店舗や工場を見て回りました。華美な彫刻や螺鈿も家具全体では調和がとれていて、日本の家具にはない魅力があります。その魅力を日本人好みの家具で再現してみたいですね。

得意は、曲線のある板ものやアイデアが活きた収納家具

 板ものや収納家具を得意にしています。
 板ものでは、丸や楕円、柱やピアノなどに合わせた様々な曲線のある天板が得意です。テーブルやカウンターなど、用途は様々です。どのような形でも作る自信があります。以前、ある都道府県の形をしたテーブルの依頼がありました。結局取りやめになりましたが、作りたかったですね。
 収納家具は、食器棚やテレビ台、本棚やげた箱など、「お客様のご要望」プラス「女性ならではの視点を活かした私のアイディア」で御提案しています。
 四方向に引き出しと棚がついたテーブルは評判がよく、某メーカーのショールームで展示していました。それをご覧になったお客様からご注文をいただいたこともあります。

「こんなものが欲しい」を実現する

「こんなものはできませんか」とご相談をいただくこともよくあります。
 変わったものでは・・・乗用車の後部トランク部に棚を作りました。収納の機能を持たせつつ、愛犬を一緒にドライブ中、ワンちゃんがのぼって外を見られるようにしたものです。特殊なスペースのため、何度もサイズ合わせをしました。その後、それをご覧になった釣り好きの方から、釣りに出かけた際に寝られるように上段がベッド、下段が収納というご依頼をいただきました。どちらも車内に合わせたカーペットで仕上げました。
 また、あるお宅ではお子様向けに“ある高さ”の木のベッドを作りました。何でもその高さにすると、ベッドから窓越しに羽田空港と新幹線の両方が見えるそうなのです。   
 これらのような、各ご家庭それぞれの大切な想いに応えることのできる仕事は特に楽しいですね。

完成した家具を「嫁に出す」気持ち

 本当にいろいろなご依頼をいただきますので、初めての挑戦も多く、苦労することもたくさんあります。しかし、苦労が多いほど、試行錯誤の末に完成したときの喜びと感動が大きいのです。
 完成した製品の出来がいいと、手放したくなくなってしまうこともよくあります。男性なら、娘をお嫁に出す気持ちでしょうか。
 家具は長く使うものなので、まずはお客様に喜んでいただけること、そして自分も満足できる仕事をしたいと思っています。それが私にとっての、この仕事の醍醐味です。

 キャリア的にはまだまだ浅いほうですが、もっともっといろいろな仕事をいただき、挑戦していきたいですね。そのためには、努力と同時に「運」も大切だと思っています。「運」には、仕事のチャンスだけでなく、よい人との縁も含まれます。
 たくさんの「運」を呼び込めるように、これからもいつも前向きで明るくものづくりに関わっていきたいと思っています。